米国12月CPIの発表があったので、ルールに従って、ポジションを無くしました。仕事しているので指値をしていて、ダメだったら損切りかなーと思っていたところ、急激に円高が進んでいきました。CPIは予想通りの結果だったのですが、さらに円高が進んでいって、127円台まで。もし持ち続けていたら、平均約定レートは132円台だったので、5倍は利益が出ていたのですが、今までの経験から、「負けないことが大事」だと思っているので、プラスで終えられたことで、良しとしています。
そんなわけで、円高のトレンドは変わりないと思っているので、ショートを入るタイミングを伺っていたのですが、全く反転しないまま円高になっていきました。多分、このニュースのせい。
日銀 13日の国債買い入れ5兆円 過去最大更新 金利上昇抑えへ
2023年1月13日 19時20分
日銀が先月に続いて金融政策を修正するのではないかという見方を背景に長期金利に上昇圧力が強まる中、日銀は金利の上昇を抑え込むため13日、一日で5兆円を超える国債を買い入れました。一日の国債の買い入れ額としては12日に引き続いて過去最大を更新しました。
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考え方としては、米国はしばらく金利を上げていくけど、今年中には金利を下げていくだろうという見通し。日本も今後は金利を上げていく。黒田さんは金利を上げていくわけではない、0.5%にしたら賃金上げやすいとか言っているけど、年末の夜中にしれっとあげるなんていうニュース出すくらいだから、びっくりするくらい普通に金利上げて、誰にも注目されないようにしている。世界的には米国の金利めっちゃ騒がれているのに、日本は、「あぁ、金利上がったんだ。」くらい。住宅ローンが!!とかいう話も出ているけど。今後、日本は金利を上げていって、黒田さんが辞任して本格的に金利を上げていくとしたら、、、さらにニュースで今までの量的緩和の歪みを本格的に検証し始めた、、、とかも出ていたから、アメリカのように金利を上げていくに違いない。
そうなると、当然、日米の金利差は今年度末に徐々に縮まっていく事になる。今は、金利差が為替に大きな影響を与えているので、円高が進んでいくことになる。これは間違い無いトレンドだと思う。その適正水準は、市場が決めるので、様子をみているけど、今回は円高になりすぎたかなと思ってロングを最小ロットで入れてみた。
予定では、131くらいまで戻すはず。そこからのレンジだと思っている。127円中盤で底値をつけたようなので、どの値幅でレンジを形成するのかなって思う。押し目なんてわからないので、いつも通り、130円、130.5円、131円、、、って感じで分散してショートを入れていきたいと思います。
日銀が国債を大量に買うとどうなるのかっていう話は勉強しておく必要がある。日銀が国債を大量に買わないと、金利が上がっちゃう。国債価格が下がると金利は上がる。国債価格が下がっているってことは、国債が買われていないってこと。本来的には、これは日本経済弱いんじゃない?円とか売るべきじゃない?って感じで円安のニュースだと思うんだけど、円高になってる。それは、今は金利要因が大きいからかと思う。日銀が国債を買うのを抑制し始めたら、金利はどんどん上がっていく。金利が上がると、国債価格は下がっていく。日米金利は縮小する。つまり、円高になる。ドルに流れていたお金が徐々に円に戻ってくる。
ついでに、国債下がるのがわかっているんだったら、今回は米国債ベアETFで稼げなかった反省を生かして、日本国債ベアの投資信託を購入すべきかと。
そんなわけで、少し前から少額でビクビクしながら仕込んでいた日本債権ベアファンドを5万円スポット買いましました。いろんなニュース出る前から、きっと上がるんだろうなという予想に基づいて購入して動向を見ていましたが、やっぱり上がってきています。多分、こっから大きく購入してもまだ上がっていくだろうと思うので、余剰資金があればこちらに流していこうと思います。
Twitterで年末あたりに、同じようにして購入していた人たちが売りたくなって、「やばい、ダブルバガー達成」「億った」「日本債権ベア全力投資マン」とか出てきて、ガッツリ上がって、天井打ったところで、少しずつ売却していこうと思います。
そして、積立NISAのS&P500はマイナス3%です。積立始めた時期が悪かったので、どうせならもっとガッツリ下がって欲しいと思っています。来年は、昨年の急騰と同じくらい暴落して、徐々に上がっていってくれたらいいなぁ。