資産形成を考える①
資産形成を考える①

資産形成を考える①

 昨年に30歳を迎えまして、この歳になってようやく資産形成について真剣に考えるようになりました。私は大学院に通っていたので、社会人となり忙しく働いて6年目。その間に結婚し、1児の父となりました。怒涛の日々が続きましたが、今になってようやく、きちんと考える時間的余裕と金銭的な余裕がうまれました。

 今までは、堅実に貯蓄することしか考えていなかったので、一般財形貯蓄と終身生命保険(月払い)しかやっていませんでした。

一般財形貯蓄給料の20%金利0.01%ほど
終身型生命保険
(月払い)
給料の4%金利不明 1%くらいかと
25歳で始めたので安く加入できた
死亡保証1000万円(56年払込分)
今までの資産形成

 一般財形も終身型生命保険も勝手に口座から天引きされていき、給料の4分の1が知らぬ間に無くなっていくので最初は手取り額に呆然としていましたが、今となっては慣れてしまって気にもならなくなりました。一般財形の方は、家の改築や結婚式費用のために使用してしまったので、それほど残っていませんが、基本的にこの2本は余程のことがない限りは手をつけず、ただただ放置しておくためのものです。当時は投資なんてことを知らなかったので、終身保険(掛け捨てではない)や定期積立がベストアンサーだと思っていました。しかし、金利が低すぎたために定期積立はやめました。代わりに、終身型の生命保険にしました。理由としては、我が身に何かあった時にお金が入ること、返戻率が40代あたりで100%を超える商品であったことなどです。なお、払いこみが終了した60歳以降も受け取りをしないで持ち続けると、そのまま利子が増えて行くので魅力を感じたのですが、契約内容の詳細を無くしてしまった(証書はあった)ので、電話して確認しようと思います。。。確か、35年で40%増えるくらいだったので、年率は1%ちょっとだったかもしれません。利率は低いですが、死亡保証が1000万円ついているので、まぁいいかなって感じです。このように、何かあった時の備えはしておいたつもりでした。

 そこから様々調べてみたところ、元本保証のある商品は利率が低いことがわかりました。例えば、日本国債(10年)は0.14%です。米国債(10年)は1.7%です。銀行普通預金は0.001%、定期預金でも0.002%です。これは、日本の場合マイナス金利という言葉があるように、政策が関係しているようです。今の時代、この金利では魅力を感じないのは仕方のないことだと思います。

 ちなみに、過去には普通預金で3.0%、定期預金で5.7%ほどの時もあったようです。私の母はちょうどその頃(30年前の1991年)に定期預金を5本(それぞれ月1万円積立)契約していたため、元本の1800万円が4000万円を超えています。それを元手に、家を新築にし、一括現金払いをする予定だそうです。逆に、当時新築を購入するためにローンを組んだ方々はその支払いに追われて大変だったという話を聞いたことがあります。

 つまり、今の時代は金利の面では、安くお金を借りられる良い時代である、逆に、お金を運用するには良くない時代とも言えます。

 そのようなわけで、国債を何十年単位で預けるのも魅力を感じません。どうしようかと調べているうちに、たまたま『ビジネスエリートになるための教養としての投資』という本を読みました。そこには、株の始まりに関する記述があり、株を購入して自分以外の人に働いてもらい、それの見返りとして配当金を受け取るという趣旨の話を聞いて、「そういった方法もあるのか」とハッとさせられたのです。

 ちょうど昨年はバブルのように株価が鰻登りでした。特に、米国株を中心としたバブル的な株価上昇、仮想通貨の高騰の波は驚くべきものでした。私は、その波に乗ることを決断し、楽天証券口座を開き、更に「投資」について調べるようになりました。。。

 続く

 

1件のコメント

  1. ピンバック: 30歳が資産形成について考える②:Think about asset building – Output

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です